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僕が東京新のんき連に入ったわけ 第1回 〜 阿波踊りに興味を持ったきっかけは 国際交流!?〜

あらすじでもお話した通り、連載「僕が東京新のんき連に入ったわけ 」では、男踊りにっしゃんが東京新のんき連に入ったきっかけについてご紹介したいと思います。

連載第1回は、そもそも阿波踊りに興味を持ったきっけについて。

子供の頃から日常的に阿波踊りに親しんでいた

2015年8月 有料演舞場デビュー

僕は徳島出身で、子供の頃から阿波踊りは身近な存在でした。お盆の阿波踊り祭りは徳島の一大イベントですので、友達とよく見に行きました。夏になると小学校の体育の時間は阿波踊り三昧です。運動会での演目も阿波踊りです。得手不得手はありますが、お囃子が流れると踊れるという感じでした^^

でも、あまりに身近な存在すぎて、実は阿波踊り自体にそれほど強い関心を抱いていなかったというのが正直なところです。外の世界を知らなかったのですから、しょうがないとは思いますが、当時は、これほど大規模なお祭りが地元にあることの価値をあまり良くわかっていませんでした。なので、連に入ることもなく、阿波踊りに積極的に関わることもありませんでした。

阿波踊りにあまり興味がなかった僕が 30 過ぎてから東京新のんき連に入って演舞場で踊ったことに親も驚いていました^^;

大学生の時に阿波踊りで外国人のお友達と国際交流

フランス・アヌシー旧市街に住んでいた(似合わない?)

阿波踊りとの関係が変わったのが、県外の大学で過ごした大学生の時です。その当時、国際会議で研究発表したり、大学の制度を利用してフランスにインターンに行ってたりしていたこともあり、語学習得や国際交流に強い関心がありました。英語の練習になると思い、留学生の世話をしたり、日本の文化を紹介するようなことをしていました。

その時のフランス人やドイツ人のお友達が、僕の地元の阿波踊りがすごい面白そうだから見に行きたいと言い始めたのです。地元の文化を紹介するのっていいなと思って、日本人の友達も連れて徳島市阿波踊りを見に行きました。一夜漬けで覚えた^^; 簡単な阿波踊りの歴史、踊り方、連の構成などをドヤ顔で教え、商店街の輪踊りや有料演舞場での踊り、総踊りも見に行きました。

フランス人やドイツ人のお友達は、「ヨーロッパのお祭りとは全く違ってて、すごい面白い!女踊りは美しくて、男踊りはめっちゃクレイジーだね!あの音楽を聞くと興奮してくる」と興奮気味に語っていました。そうか、阿波踊りを初めてみたヨーロッパ人でもすぐに分かる阿波踊りってすごいなとこの時、初めて阿波踊りを見直し始めたのです。

言葉や国籍関係なく、楽しい音楽聞けばワクワクするし、踊って体を動かせば楽しい。日本のことを知らなくても日本語が分からなくても、ぞめきを聞けば、なんかドキドキする。そんな普遍性があり、誰でも見れば楽しめる分かりやすく、踊り子のエネルギーを感じる。実は、今まで気づいてなかったけど、阿波踊りって国際的に通用するすごいエンターテイメントじゃないのと思ったのでした。

サンフランシスコ転勤をきっけかに踊り始める

北カルフォルニア桜祭りにて
阿波踊りを通じて外国人にもっと日本の文化を知ってもらうことはできるんじゃないかとなんとなく考えていましたが、もう就活の時期。阿波踊りで国際交流!とは言ってられない状況になってきました。無事、東京の会社に就職したら今度は仕事を覚えるので精一杯。お盆の時期に帰省すると、阿波踊りを見には行くことはありましたが、あらためて阿波踊りとは疎遠になっていくのでした。
転機になったのは2013年のサンフランシスコへの転勤。大学生の頃に阿波踊りで国際交流!と考えていたのを思い出し、サンフランシスコを拠点に活動するサンフランシスコ阿波っ子連に入連して、地元のお祭で踊るようになるのでした。
つづく
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